ごめんね、他の日本人…  (タイシリーズその6)

  • 2014.06.04 Wednesday
  • 19:09
 タイのパタヤにいる。
 ヤマハ・マリンジェット(水上バイク)のレンタルを見つけた。
「これ、レンタルいくら?」
「30分1500バーツネ」
うーむ。安いのか高いのか全然わからない。30分で4500円なのだが、タイのパタヤだと、この値段はどうなんだろう。日本のレンタルは3時間で2万5千円くらいのはずである。ということは、30分4500円は、それなりに真っ当な値段なんじゃないか…。
 だが、万が一、借りた水上バイクを壊してしまったりすると、法外な料金を請求されたりするらしい。それでタイのマフィアが出てきたりして、何かとトラブルになるのでマリンジェットは気を付けて借りてください、とガイドブックに書いてあった。例えばここで値切ったりすると、結果的に少し安くなったにしても、後で難癖つけられたりして面倒なことになるのかもしれない。
 僕はパタヤのウオンアマットビーチで悩んでいた。
 マリンジェット乗りたい。
 実は、僕は外国旅行のショッピングで値切るのが苦手である。店員に1500バーツと言われてしまうと、そうか、それが正規の値段なのか、と簡単に納得してしまうのである。そんな弱気な態度では、カモにされるのは当然だろう。
 この旅でもすでにやってしまっている。
 昨日のことである。ビーサンだと指の股が痛いのでストラップつきのサンダルを買った。僕の足は29cmなので(幅がでかい)、日本だとサイズがなかなか見つからない。たまたま通りかかった、表通りのサンダル屋の陳列棚に、良さそうなサイズを見つけたのであった。
「29cmある?」
「アリマス、アリマス、コレハイテミテ」
僕のデカ足にピッタリである。なかなかいいな。
「いくら?」
中東系と思われる店員は、サンダルについている値札を指差した。見ると498バーツとプリントされている。1500円か。有名ブランド品ではないが、なかなかしっかりとした履き心地である。デザインもまあまあだ。1500円というのは日本なら普通の値段だと思うが、タイでは高いんだろう。よし、ここは値切ってみよう。
「400バーツでどうだ」
「OK、OK」
商談はあっさりと終わった。よっしゃ、100バーツ値切ったぞ(−300円)。僕は軽い足取りで表通りから裏通りへ入ったのであった。ちょっと歩くと、またサンダル屋があり、見ると僕が買ったのと全く同じ商品が陳列されていた。
 陳列棚に手書きの札が下がっている。
(200バーツ均一)
がくっ。
 倍の値段で買っちゃったよ。さっきの中東系の店員め、二つ返事で、なんかおかしいなと思ったんだよな。良く考えたら、この街はアメリカ人とかヨーロピアンの観光客ばかりなんだからUS11のサイズは汎用品じゃないか。そして札から更に値引き交渉となれば、実勢価格は150バーツ(450円)くらいか…。あーあ、やっちゃった。
 ごめんね、他の日本人観光客。
 僕は、また、ぼられてしまいました。日本人カモ伝説。

 「じゃあ、お願い」
そして僕は、結局のところ、マリンジェット乗りたさに、素直に1500バーツをレンタル屋のお兄ちゃんに払ってしまったのであった。


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