香港で飲茶2 香港で元気になる! ハナコを読んで、再考。

  • 2014.08.25 Monday
  • 07:34
 今号のハナコは「香港で元気になる!」特集でした。前回「香港で飲茶」を書いたばかりで、気になってハナコを買った。
 巻頭に林真理子さんのエッセイがあった。
「美食、ショッピング、街のパワー。香港には女を元気にするものがあふれている」
そう、その通り! 香港の本質ですね。男だって元気になっちゃいますから。
 香港のショッピングは楽しい。僕はハイファッションブランドからストリートファッション店をハシゴする。街がコンパクトなのでとても簡単だ。僕はあまりハイファッション系を買うことはないが、世界のモードを牽引する、とびっきりのものに触れていると、ファッション的イメージはどんどん膨んでくる。東京と香港では商品のラインナップがかなり違うのではないか。香港のほうがエッジーな感じ。だから買い物して下北沢に帰ってくると、
「そのセーターいいですね」
「香港のZARAす」
下北沢ロッソの美容師さん曰く、
「え、ZARAですか。そんなセーターあったかな?」
実際には、ZARAは日本から香港へ商品をもっていくようだが、他のブランドだと日本未発売のものがたくさんあるらしい。
 今の香港はおしゃれな人が多い。20世紀末から継続して景気が良くて、いうなればハイファッション漬けの状態であり、外国人もどんどんやってくるから、街のエネルギーは凄い。
 国際金融系ビル付近には、スーツをピッタリと着こなした金融パーソンがいる。若くて野心にあふれている感じだ。香港はアジアの金融センターである。その界隈にあるデリに入ると、彼らの奥様方と思しき長髪の女性がカフェを飲み、おしゃべりをしている。全身をハイファッションでくるんだその姿は、日常使いとしてちょっとやりすぎだろう、と僕なんかは思うが、まるで映画から出てきたみたいだ。
 さてと。表向きのことばかり書きましたが、香港といえば、いい感じのバーコードオヤジの生息地である。裏通りにはステテコにサンダルのオヤジが潜んでいる。香港の飲茶屋で、そんなオヤジとテーブルを囲めたら。それは、もう、忘れ難き旅情となるであろう。食後に新聞を広げて、楊枝でシーハー。
 ところで飲茶には昔ながらのワゴン式の店がある。大ホールの店内は1000人を超える客で満員となり、ワゴンが忙しなく行き交っている。ワゴンの上には、ホカホカの蒸籠が積み上がる。客や売り子のオバちゃんの間には、勢いのいい広東語が飛び交う。香港人のおしゃべりの凄さは、東京の忘年会シーズンの居酒屋なみである。だからホールは地鳴りみたいな音が満ちている。身を預ければ、じわりと幸せになれる。静寂な孤独とは対極にあるのだ。
 もし店に入ったら、ぐるりと見わたしてほしい。飲茶屋におけるオヤジ数と点心の旨さには正の相関がある。そうして店の選択の是非をまずは統計学的に予測してから、実際に点心を食べていただければ、飲茶とは何か、という探究の一助になるはずである。しかし残念ながら、近頃は、ステテコオヤジがトミーヒルフィガーのポロシャツを着ていたりするので、なんだかちょっとわかりにくい。カラフルな眼鏡を掛けた娘を連れている。
 ハナコのおすすめは金鐘の名都酒樓(メトロポールレストラン)である。中環の大會堂美心皇宮もワゴン式大型店だ。上環にある蓮香樓は有名であり、蓮香居という系列店も同様の店舗らしい。土地柄か上環の飲茶屋は古き良き香港の香りがする。スターフェリーで九龍に渡るような雰囲気である。コアな香港の飲茶をお求めの方には、上環駅周辺をおすすめしたい。
 

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