女子にキョーミなさそう

  • 2014.09.16 Tuesday
  • 20:27
 ジムの帰りに、ちょっと何か食べようと思って、モスバーガーに入った。
 アイスティにサラダをぐびぐびもぐもぐしながら、本棚に置いてあったインレッドをとって、パラパラとめくった。そして中ほどで、思わず咆哮してしまった。
「や、痩せすぎだろう!」
モデルの女子に向かって叫んでいるのではない。もちろんインレッドのモデルの多くは痩せすぎだと思うが、今回は違う。男子に向かってである。
 インレッドな女子の1週間のファッションを、写真で綴るページであった。
(年下の男子とデート)
女子はもちろんファッショナブルで素敵である。問題は男子だ。
 髪の毛はくしゃくしゃとしたマッシュルームヘアー。前髪で眉毛が見えない。ネイビーのドット柄の長袖シャツを一番上のボタンまで留めている。シャツに体のラインが見えるのは肩だけである。パンツは太めのチノだ。テイパーなしのストンとしたシルエットのチノパンで、やや厚めの素材が軍パンっぽい。体の線は腰骨と膝だけが見える。彼はまっすぐに立って、両膝に隙間が空いている。脚は長いが、ズボンはだぼっとしている。靴はハイカットのスニーカー。バックはノーブランドで、薄い布の白とグレーの2トーンのトートバックを肩に引っ掛けている。
 顔にいくと、細面で髭無しのアヒル口。もちろん顔にはシワひとつなく、彼の視線は空を彷徨っている。その表情は、嬉しいとも悲しいとも好きとも楽しいともなく、僕にはちょっとテイストがあるんだ、ということを言いたがっているように感じられる。手足はとても長い。首も細くて長い。色は白い。……あーあ、書いていて、だんだん虚しくなってきた。
 ようするに、背が高くて、手足の長い、無垢な感じの少年に、体の線が出ない程度の清潔なシャツとチノパンを着せて、インレッド女子が手を引っ張ってデートしている像なのであった。
「これが、夢の年下の男子なのか…」
インレッド読者の実像はよくわからないが、年下の男子を演じているプロのモデルの彼は、インレッド女子の夢の幾許かを象徴しているはずである。
 時代はレオン親父とは言わないが、せめて男たるものサファリ野郎だろう、と僕は思っていたから、本当にびっくりしてしまった。
 ここから先は、僕の個人的な見解であり、すべての責任は僕自身に帰属いたします。
 ということでインレッドの年下の男子から得られるイメージを正直に告白すると、
「なんか、燃費良さそう」
「育ちは良い」「背は高い」「細い」「確かに手足は長い」
「痩せすぎだろう」
「無茶を言わない感じ」「無駄遣いもしないだろうなあ」
「浮気しない感じ」
というかそもそも、
「女子にキョーミなさそう」。


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