下北沢のアパートでリーバイス501シュリンクトゥフィットを洗う

  • 2017.10.22 Sunday
  • 11:20
 とうとうリーバイス501シュリンクトゥフィットを買ってしまった。
 シュリンクトゥフィットとは(縮んでフィット)と訳せばいいのだろうか。とにかく洗うと縮んでいってしまうジーンズのことである。昨今はほとんどすべてのジーンズに縮み予防や色落ち予防加工が施されているので、洗濯するときに、あまり頭を悩ます必要がない。しかしシュリンクトゥフィットは洗濯すると、バンバン色落ちするみたいだし、グイグイ縮んで行ってしまうらしい。
 現在、アメリカのリーバイス501には大きく2つのラインがある。一つはオリジナルフィットで、もう一つがシュリンクトゥフィットだ。
 501オリジナルフィットは現代的なジーンズであり、洗濯機で洗っても、当然のようであるが、縮まない。
 501シュリンクトゥフィットはウエストで1から2インチ、レングスで3から4インチ縮むらしい。そしてインディゴの色落ちも激しいらしい。
 僕はリーバイスのホームページをよく読んで、大きめのサイズをオーダーしたのであった。

 下北沢のアパートに荷物が到着した。
 僕は新品のリーバイス501シュリンクトゥフィットを手に取った。お、重い。なんなんだこの重さは。そして、試しに履いてみた。かっ、硬い。なんなんだこの硬さは。まるでダンボールの箱を履いているみたいだ。ウエストはぶかぶかだし、長い裾は袴みたいに足に纏って、転びそうになった。
 約1年前、インターネットで僕はリーバイス501シュリンクトゥフィットを見つけた。そのとき僕は新しい501を買おうと思っていたのだ。そして、ふと1980年頃のリーバイス501を思い出した。
 The Clash の London Calling がリアルタイムで流れる渋谷のジーンズ屋であった。
「501欲しいんだけどこれでいいかな」
「いや、もう2インチ長めのレングスにしときな。洗うと結構、縮むから」
ジーンズ屋の店長さんは僕にぴったり合う501を選んでくれた。当時は通称赤耳モデルである。そして新品の501を持って家に帰ると、母親が嫌な顔をした。
「他の洗濯物と一緒にしないでね」
当時は、良きエージングみたいなものは、全然考えていなかった。海に行ったし、サッカーをしたり、花壇の石に座ったり、とにかく毎日ガンガン履いて、そして洗濯していたのだ。
 さあ、2017年現在の501シュリンクトゥフィットだ。まず、洗おう。
 風呂にお湯を張った。僕はジーンズを履いたまま湯船に浸かった。いわゆる一緒にお風呂に入る洗濯法を僕は選択したのだ。
 そして湯船を出て、洗い場で少しジーンズを乾かす。水がしたたり落ちなくなったら、そおっと脱いで、そのままベランダに持って行き、洗濯ばさみを10個くらい使って干した。
 ふう、一仕事終わった。僕はコーヒーを淹れてベランダに戻ってきた。
 洗濯竿に干してあるジーンズを眺める。
 ジーンズは立体的に僕の形状を保ったまま、どんどん乾いていく。なんか凄い。どういう技術なんだろう。触ってみるとハリがあって木綿の生地というよりは形状記憶合金みたいだ。膝の後ろを見るといくつかシワが入っている。膝頭を見ると少し生地が縦に伸ばされている。なんか凄い。赤耳と全然違う。とにかく立体的だ。
 僕は、501シュリンクトゥフィットは、唯の復古主義のジーンズだと思っていて、現在まで手を出さないでいたのだ。しかしそれは間違いだった。これは明らかに新しい501だ。
 これからどんどん履いてみますね。
 

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